今年は、日本最初のロボットアニメ、「鉄腕アトム」の原作者であります、手塚治虫(てづか・おさむ)氏の、生誕80周年(1928年11月3日生)を記念する年です。
手塚先生への畏敬の念を表し、広島アニメーションビエンナーレ2008では、メインプログラムとして、「アニメーションにおけるロボットの表現」をテーマに「ロボットアニメEXPO」を開催いたします。
本展では、親子二世代に渡り不動の人気を誇り、子どもと大人が、一緒になって物語世界を楽しみ、語り合うことの出来る、世代間の共通言語ともなっている「ロボットアニメ」の全貌を明らかにします。

科学者でありSF作家であったアイザック・アシモフは、「ロボットの三原則」の中で「ロボットは、人間をサポートするために作られた」と書いています。小説や雑誌の挿絵、漫画等に登場したロボットは、人類のパートナーとして活躍し人類を心身共に助けてきました。
日本では、経済発展と共に、様々な工業分野において、「ロボット的」な工業機械が活躍し、今や日本は、世界一の「ロボット王国」になった、といっても過言ではありません。
近年、「AIBO」や「ASIMO」などの「人型ロボット」の研究・開発が進み、「鉄人28号」が空を飛び、「鉄腕アトム」が眠りから覚める日がやってくる、そんな夢が現実になる日は確実に近づいています。
1963年1月1日、「鉄腕アトム」が日本初のテレビアニメシリーズとして放送を開始し、また同年10月20日、「鉄人28号」が放送を開始しました。そのリアルな動きは、子どもたちに驚きと感動を与えました。
この2作品を契機として、日本の「ロボットアニメ」は、独自の発展を遂げます。すなわち、「鉄腕アトム」の様に自分の意思を持ったロボットと、「鉄人28号」を代表とする操縦型の2類型を基本として、以降、乗り込み型、合体・変形型、可変型等々、あらゆる形態のロボットアニメが生れてきました。
そういったロボットアニメの進化の過程で、「機動戦士ガンダム」に代表されるような「リアルロボット」路線が生れました。これは、「正義の味方」が「悪いやつ」を倒す、というような、単純な勧善懲悪ストーリーを逸脱して、物語の背景に独自の世界観、科学考証を内在することにより、「群像劇」とも言うべき、大人の鑑賞に堪えうる作品世界を構築しました。
日本における「ロボット技術」の発展は、実は、こうした「ロボットアニメ」の影響を受けた「子どもたち」が、「夢」を忘れずに「おとな」になって、「自分の手で、ロボットをつくりたい!」という思いを実現している、とも言えるのではないでしょうか。
この企画展では、日本動画協会の企画協力で初期の作品から55コンテンツの貴重な映像とフィギュアを展示し、その魅力を紹介いたします。親子そろって、「ロボットアニメEXPO」にご来場下さい!
| 企画協力 | 中間法人 日本動画協会 |
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| 協力 |
株式会社葦プロダクション、株式会社エイケン、 株式会社ガイナックス、株式会社ゴンゾ(GDH)、 株式会社サンライズ、株式会社小学館、 株式会社小学館プロダクション、シンエイ動画株式会社、 株式会社Softgarege、 株式会社竜の子プロダクション、 株式会社手塚プロダクション、株式会社電通 東映株式会社、東映アニメーション株式会社、 株式会社東北新社、株式会社トムス・エンタテインメント、 日活株式会社、株式会社日本アドシステムズ、 株式会社バンダイ、バンダイビジュアル株式会社、 株式会社光プロダクション、株式会社ビッグウエスト・アド、 株式会社ぴえろ |